2018年5月25日金曜日

2018.05.24 某所


数日前にアベPを無性にやりたくなり、

およそ1年ぶりに行ってみた。

前回は上部のムーヴが固まってなかったので、

今回は脚立を持って行き上部の掃除とホールドを確認してみる。

左サイドからの右手が止まればそのまま抜けられる事を確認。

右手取りも前回のヒールムーヴから左側に重心寄せての正対デットで解決。

岩は大きく使うもんですな。


全ムーヴがクリアになりさあ繋げ。

いつもの事だけど繋げの最初は気負いがあるので変に力む。

しかし焦りがあっても下部のムーヴは昨年より楽にこなせるのを感じる。

持ち感が悪かったり微妙な狂いのある2,3トライののち事件が。


右手が浅掛かりで止まってしゃくった瞬間に左手のピンチが抜けて落ちた。

段差の岩に右足を擦りながら落下したためにすねをひどく削った。

この時はすぐ登り出せたけどジムに戻ってから膝を自動的に曲げると痛みが。。

受動的に曲げる分には痛くないのだけど、翌日整形では打撲もしくは骨挫傷とのことでした。

左手のサイド引きが甘くなってしまったことがすっぽ抜けの原因なので、

自分の未熟さを反省する出来事となった。

早く治ることを願う。



取りあえずあと1トライと続行を決めたのだけどすっぽ抜け落ちが恐いのでムーヴを探る。

結果左手をピンチの隣、サイドカチにすることで安定感が増す事を発見。

そして次のトライで無事に完登となった。





登れた時は余裕があったのであまり大きな感動というのは無かったけど、

完登迄にムーヴの構築・修正・怪我・メンタルの変化など色々な出来事が短い時間に詰まった、

学びの多い課題となった。

課題名は「夕蛙」、グレードはたぶん二段くらいだと思う。

夕方になると岩の横の穴蔵からカエルの鳴き声が聞こえてきて、

そのタイミングで登れました。


次は右隣のD君Pをやろうかな。




おしまい