登りたかったラインと実際に可能であったラインに差があることってあるよね。
「海亀」はそんな課題でした。
当初は直登、ストレートアップで抜けれたらイイじゃないと考えていた。
先日何人かで一緒にムーヴをバラした時に上部が不可能ということが判明。
自分はまっすぐ上にという考えに支配されていたので、
「ああやっぱりだめか、ホールド無いもんな」と思っていたのだけど。
をささの「右のカンテに抜けるのはどうか」という一言で新しいライン取りの発想に。
よく見てみるとホールドは続いている、下地悪いけど。
結局day1は前半の岩掃除疲れと下地の恐怖で最上部はバラさず終了。
やり残しがあると気になってしまうもので数日後には一人で岩の前に。
電波入んないしボコボコの下地の方に吹っ飛ぶとヤバイので持てるだけのマットを持っていく。
結局五枚を三往復で運ぶ。
近いアプローチ見つけたから楽勝。
とりあえずマットを全部後半部分に敷いてムーヴを探る。
吹っ飛ばないムーヴを探るけどいまいちしっくりこないので、
苔がまだのっている箇所を掃除。
したらまあ踏めそうかなってとこがあった。
再び危なくないムーヴを探ったら、はい出来ました。
思ったより早くバレたので休まず繋げに。
全然アップせずにやったら前半の強度高いムーヴがしんどい。
けどまあぼちぼちやってたら繋がって、
後半は怖いので声出しながら手を出してったらどガバのリップを掴めた。
マントルがイイ足見当たらなくてとりあえず落ちないムーヴを繰り出したら、
めちゃクソださマントルになったけどとりあえずトップアウト。
最初に考えていたラインとは違ったけど弱点に導かれるラインでヨシでした。
グレードも予想より易しくて多分二段の範疇かと。
課題名は岩を横から見た姿から。
次回やるラインの目星つけて帰宅。
おしまい