2021年11月28日日曜日

2021.11.06-07 いつぶりかのゲロック

 記録によると4年ぶりの下呂へ。

前ちゃん、おがわくんと共に。

1週間前からメンタルの浮き沈みがハゲしくて体力が落ちてるので、

初日は軽めにして二日めハードにな作戦とする。


まずはゲロルグのある場所へ。

近くのアップにちょうどいいサイズと下地の岩でしっかりアップ。

どの課題も面白かった、質が高い。

全員しっかり準備できたところでゲロルグに移動。

前半傾斜の強い辺りが悪そうで案の定悪い。

中間の核心と思われる箇所、前ちゃんはガバにランジしちゃうムーヴでサクッと仕留めた。

自分は足がすっちゃいそうなのとパワー不足で出来なかったので刻む感じで。

ヒールが抜けそうなのを我慢して数手をこなしてなんとか完登。

ジャスト二段って感じ。

フック技多用



夕方からワールドロックへ。

宿題のアンセムSDやらアスタロトやらを触ってみるもどちらも感触よくない。

後少しの距離だしが足りない
多分思い切りが必要


今はあまり追い込むモチベも無いのでさっさと終了してメンバーの応援へ。

二人は熱いトライを繰り出してて羨ましいと感じた。

やはりメンタルの土台があった上でのクライミングだなぁ。


宿は一棟貸しの民泊へ。

もともと会社の保養所てことでなかなか面白い設備だった。

風呂は広かったけど浴槽溜めるのに1時間かかった。

呑んで喋って良い夜でした。


二日めは早寝したので早起きでスタート。

つっても8:00くらいに宿出るくらいですけど。

まずは飛騨コプターのエリアへ。

前ちゃんのiVOUで指のアップ。

製品の生まれた地で使うのなんかいいよね。


飛騨コプターはムーヴがあって強度もあるし三つ星。

ここで何回も落とされた

ゴエティアは左右フットワークのコツと思い切り左手押す意識で一手目は止まるようになったけど、そのあと手に足ヒールかけられず。

他にいい足無いし多分もっと右ピンチモテてないとだめっぽい。

効かせたまんまだと懐が作れないから足あげれない。

もうちょい右に重心移したい

ほどよい時間になったのでソドムの岩に移動。

各自それぞれの課題へ。

前回の宿題ソドムは核心部分の自分にあったムーヴを見つけてそのまま完登。

4年越し、成長したかな

そのまま隣のゴモラをトライ。

履いてるパンツが化繊でニーバー滑るのでニーバーパッド投入。

年に一回使うかどうかってかんじやね。

一応ムーヴが作れたので繋げると左の1個めのエッジ取りに行くときにめっちゃ右手抜ける。

パートやとできるのに繋げると抜ける。

やっぱ下からやとちゃうなあとか考えてたら実は少しずれた外傾したところを保持してた。

ちゃんと親指の効く箇所を保持したら出来た。

見えないホールドが苦手で気づくのが遅すぎた。

そこからも左ヒールからの二個めエッジ取りで落ちまくり。

ヨレもあって高度落ちてきて終了。

出し切った感はあり


家まで遠いので満場一致で早めに撤収。

事故なく無事に帰宅。

次回は来年春ということで、それまでにもろもろ安定させておきたい。




おしまい









2021年10月28日木曜日

三年ぶり

 10/27 一人で御岳へ

前日は今回のメインイベントで都内でパーソナルレッスン。

足裏の開発を行うことで丹田までのラインが繋がるという内容。

トレーナーさんも探求家って感じでめちゃよかった。

二日後の現在ふくらはぎとはらの内側に筋肉痛が出てて面白い。


御岳は前日雨が降っていた影響で岩は湿り気味。

とりあえず三年前に惜しかった宿題からということでネクロの岩いくも下地は川で岩も染み出し、ルーフ内は湿気が充満というコンディションだったので退散。

タナトフォビアはもう無理して登らなくてもいいリスト入り。


次は ロッキーボルダーの岩へ。

inTokyoに先客がいたのでちょっと挨拶して表側へ。

こちらはだいたい乾いている。

トポ忘れてったのでなんとなくライン探して、怖さのないやつから。

左端の課題は後で「ミラージュ」って名前でした。

中間の棚のあとは簡単そうやけど棚取りのムーヴが??

結局左手で真っ白のところのうわ端を摘んでトーフックしたら安定したのでそのまま棚まで右手が届いた。

体格の違いでハマるムーヴがいろいろ出来そうやなあと思ったら後で知り合った人は一気に棚まで左手出してた。

その発想は無かった。

今風って感じ

次に隣の「炎」。

これはちょろっとトライしてる人がいたのである程度認識してスタート。

四手め?のなんか縦向きのガバカチ取るときに一度足抜けて落ち怖かったので、

次はヒールで固め気味に取った。

こちらの課題は登り易めだった。

高さやムーヴ、難易度等人気ありそうな感じ

次は「inTokyo」へ。

先客の学生さんに混ぜてもらってトライ。

直登Verは流石にこのコンディションですっぽ抜けて落ちると怪我しそうなので右回りVerを。

左手のカチ取りは一回めで出来て成長を感じる。

その後のホールドに手を出すのにいい足が見つからなくて数トライ重ね。

いい足を見つけて次あれかと思っていた白いところが全然持てなくて。

少し探るとそのさらに上がカチっぽいとなって、実際カチで。

さていよいよあとはリップ取りかとなったら最後の右手カチがすっぽ抜けて二回連続落ち。

さすがにちょっと疲れたかもっと思ってたら四手取りで右手すっぽ抜けたりして高度下がったので終了。

今回のマイルールは「高度が下がったら終了」。

右手めっちゃきれいに抜けたなあ

授業前に登りにきてた元競技クライマーの学生。

義務的にクライミングをするようになってつまらなくなってしまって一度離れたけど、

最近復活して今はすごく楽しいと言っていた。

境遇は違うけどとても共感した。

他人と競うのが楽しいと思えない人間は自分のペースでできるクライミングがいいよ。


ちょっと湿ったチャートには懲りたので乾いてそうな忍者岩へ。

三年前のチッピング事件後のホールドを確認したり(もはやその前がどんなだったか思い出せない。)、

テキサスボーイと喋ったりしながら「蛙」の下にマットを敷く。

三年前はめっちゃ頑張って左アンダー止めれたけど今回は難なく止まる。

その後の体の引き上げも何回かやってるうちにできるようになってリップ止めに突入。

したけどその後三回連続で取り先をボール。

出る前の体勢からやと取り先がいまいち見えない。

見えないホールドを捉える能力の低さは改善されてないなあ。

そうこうしてるうちに二手目をミスって高度下がり終了。

どっちみち飛行機の時間があってあと1トライ分くらいしか時間無かったな。

多分ここでしょって場所の奥を叩いてるやつ

余裕を持って移動しマット返却、駅前でラーメン食べて予定どおりの電車に乗ったらテキサスボーイと再度遭遇して少し業界トークして帰りました。


今回の東京は一番はパーソナルレッスンだったけど、二つめはチッピングされた課題を見て自分がどう思うのかを確認するのが目的でした。

結果的に「虫」は今でも登りたいなあと思えました。

当時はチッピングされた課題を登ることはチッピングの助長に繋がるみたいな論があって、

そうかもしれないなあと自分も多少影響されていた。

けど今回実際岩を見てみてやはり歴史を感じる課題だし自分も登りたいと、素直に感じたのです。

むしろチッピングという負の遺産込みで今後の歴史になるのかもしれないとも。


というわけで次回もまた来ようと思える遠征でした。


そうそう道中は杉野保さんのOLD BUT GOLDを読んだ。

影響されやすい自分は記載されてるどのルートも登ってみたいと思った。

高いのが怖いボルダラーなのにね。




おしまい














焦ったら負けやっていうたのに

 10/24 一人でカケボルへ

今日こそ決めるぞと意気込んでたけど、あれなんか調子が悪い。

前半のパートも精彩を欠き、中間のキーホールド取りなんか前回はほとんど失敗してなかったのに今回通して二回しかできてない。

一昨日のジムで登った疲れが残っているのか、結局リップ取りまでほとんど進まず。

今日みたいな体調だとダメってことが分かった。

中二日は空けなあかんみたいね。

前回見た大岩に気持ちが逸れててさっさと終わらしたい気持ちがあったな。

そんな強くもないんやからちゃんとコツコツやらなな。


おしまい

新しい岩と沼

 10/20 竹谷さんとカケボルへ


まずは上流のハングした大岩へ。

わざわざ道案内しにきてくれて感謝。

アプローチは思ったより遠くはない、けど荒れてるガレ場とか通るので怖い。

岩はなかなか立派。

脆い箇所があるのでエッジの立ったホールドなんかは壊れるかも。

真ん中よりすこし右からSDで上まで抜けられそうなラインが見つかった。

だいぶ悪そうなので長期のPになりそうです。


昼すぎからオルカPへ。

前回ムーヴできたしサクッと繋がるでしょ、とか思ってたのが間違い。

スタートから繋げるとリップ取りができない。

そこだけならできるけど下から来ると出来ない。

どうやら左手のホールドを抑えこむ方向が違うみたい。

1トライめでキーホールドの結晶抑える中指に穴あきかけてテーピンぐ巻いてるのもあるけど。

結局この日はリップを止められず。

まあ止まったら終わりなんですけど。

中間部のムーヴを最後のランジに接続するのにより良いムーヴを探っておいた。

ヒールが悪くて抜けそうなのを我慢する必要があるけどランジの際に少しでも重心をリップに寄せることができそう。

ヒールがすっぽ抜けるリスクは高いけど。


決められるつもりだっただけに悔しいが、こういう時は焦ったら負け。


おしまい






避暑地なんぞへ

 10/14 マエちゃん夫妻と御手洗へ


番犬エリアへ向かうも実は誰も詳しい情報を知らないということが判明。

じゃあまた今度ということで奥の方へ。

まずはキングダムのあるあたりに行くと沢が枯れててどの課題もトライ可能、やった。

とりあえず課題っぽいやつを色々登って。

キングダムはハヤッシーさんの初登ムーヴだと尺が合わなかったので自分のサイズにあうムーヴで完登。

ホールド分かんなくて上部で一回降りた。


あとは李朴の左側を登ったり(二級くらいで面白かった)して14:00くらいになったので移動。

なかなか激し目なアプローチをホクト君に教えてもらった情報を頼りに進むと本日のお目当て「血路」に到着。

噂通りのええラインでめちゃめちゃ登攀意欲そそる。

とりあえずこの時点で15:00、日が差し込まず暗くなるのも早そうなのでさっさと準備してトライ。


強い傾斜の中にホールドしっかり繋がっている。

用意したかのようにフット用ホールドもあるのでムーヴの組み立てはスムーズに。

リップ取りのランジが狭い体制から放り込む感じで最初怖かったけど何回か練習して足位置いいとこ決めたら解決。

迫るタイムリミットに少し焦りながらも繋げ2トライ目かな、うまいことリップ捉えて完登。




めっちゃいい課題で満足感強めでした。


そそくさと上流に移動してひょーちゃんがテトリスみたいな岩をトライするのを応援してそのまま斜面を登って車へ戻る。


やはり谷底は暗くても表は明るい。

ただ全員満足してたので早めに帰途に。

途中で焼肉食べて終了。



おしまい

近場でオルカPなど

 10/10 がったーさん血の池さんと峰山からのカケボル

ガッターさんが数年ぶりに岩行きたそうだったから近場に。(ウソ、割と強引に誘った)

まずはハングリースパイダーの岩へ。

岩のコンディションはしっとりだけどマズマズ。

みんなであーだこーだ言いながらムーヴ出したり一通り既存課題は登って。

ハングリースパイダーはムーヴも面白くていい課題だな。

あとはバリエーションでトラバースするのとか設定して登ったり。

ガッターさんも久々の岩を楽しんでたからよかったな。


午後はカケボルに移動して鯱の頭みたいな岩のPを。

以前触った時は下部が染み出しでびしょびしょ、上部も濡れててまともに触れなかったけど

今回はしっかり乾いてるので下部からムーヴ作り。

スタートが気持ち悪かったけど血の池さんが発見したフットジャムがいい感じに効いて解決。

結局繋げると最後のリップ取り前の体勢がくるしくてダメだったけど大きく進んだ。

この時は二段くらいかなーと、次は繋がるかなっとサラッと考えてた。



おしまい





西の川とか刹那とか

 10/6 ひょうちゃん、Dくんと

まずはひょうちゃんが触りたいという「遠方からの便り」のある場所へ。

日向はまだまだ暑い、というか10月前半は残暑厳しくずっと暑かったな。

周辺にある課題をいろいろ登って清流とも戯れた。

「水鏡」やったか、あれは川の中に石が積んであってそこからスタートする感じで裸足で登るのが面白かった。

skyhighのインスタみたりvivobarefootを履き始めたりしたのでその影響やね。


vivoのシューズはこれを履いてもっと歩きたいと思わせるのがすごい。

むしろ他のスニーカーなんかのソールの厚さ/硬さが違和感に感じてしまうくらい。

そして今までの靴をメルカリで売ってvivoを追加購入するという。

あとmagnaっていうモデルをこの日は履いて行ったんやけど、天然皮革の防水性能がすごい。

少々の浅瀬で履き口以下の水深ならぜんぜん足が濡れなかった。

ますますvivo信者になってしまいそうだ。


このエリアで最後に触った初段のマントル課題。

落ちたら吹っ飛ぶ変な体勢になってしまってめちゃ心拍数あがった。

落ちなくてよかった、反省。。


後半は刹那のエリアに移動。

二回目の刹那はきょーちゃんの足位置試したりしてたら一応ムーヴは全部解決。

あとは指と前腕の耐久力がシーズン中にこなれてきたらワンチャンあるかな。

近くにあるゲキカチ初段に普通に敗退して終了。



おしまい




ハイクアンドボルダー

 9/30 前ちゃんと大野山

下半身力トレもしくはアプローチ力強化の一環でハイキングも始めた。

県内のローカル岩場もしくは今後開拓余地のある岩場は歩き力が求められるだろうという予想なのでそれに向けても足腰の強化は有意義。

さらに少し分かったのは足裏から尻までのバックラインの機能が向上するとさらに上部、後背部の機能にも影響があるので最終的には上半身主体の引きつけ/ロックオフの安定も増すようです。


大野山は涼しいかなと思ったけど歩くと汗だくだし虫も多かったので快適とは言えず。

毛虫にも刺されるし。

ただ二人で喋りながらゆっくり岩を触る時間はいい時間だったな。


十二界岩舐め回すように登った後に、ウラスジやプーマンをチェック。

後者は下地の悪さにびびってトライせず。

ウラスジも核心と思われるハイステップマントルを返すだけのやる気出てこず終了。


後日認識するのだけど、以前に比べて完登に対するガツガツ感が少なくなった。

正確には「これは」という課題と、そうでない課題で登りきる為の気合の差が大きい。

完登に伴う社会的意義のようなものの重要度が低くなって個人的価値観の割合が高くなったからなんだろうな。

クライミング歴10年を超えて少し趣が変わったんだろうな。

今後は今までより広い視点でクライミングを捉えて実行できるかもしれないと思うと楽しみ。



おしまい








夏の終わりごろ

2020真夏はほとんど岩行かず。

昨年の夏は自粛や休業なんかで時間あったから開拓行ってたけど、

今年はジムの仕事も忙しくてぜんぜんやったな。

ということで夏のトレーニングが捗ったと言いたいところやけどどうなんやろう。

毎年なにかしらのテーマを作って取り組んでいるけど結局答え合わせは岩に行かないとできないよね。

ちなみに2021夏のテーマは「下半身力」。


9月も後半になるといよいよ岩の準備やねってことで。


9/26 前ちゃん、きょうちゃん、ケンシローと狼狽の岩へ。

ワクチン打ってから5日目?だったと思うけどまだ倦怠感残りつつ、岩の楽しみが勝るよな。

メインのお目当ての「狼狽」は前日の雨でシケってたけど日当たりが良かったので乾いてきたけど暑い。

被ってる範囲は少なくて逆層になった緩傾斜部分がメインか。

傾斜の切り替わりが強いので足位置が高くなる。

結局ハイステップからの左手飛ばしが出来なくて終了。

指と前腕が細かいホールドに対応してないなって感じ。

二つめのお目当ての「刹那」に移動。

こちらは映像でみるよりもそそる感じ。

前半強傾斜パートはフットホールドが微妙な向きのものしか見つからなくて、

手のホールドの細かさと相まってシビアな動きに。

カンテに右手を飛ばす箇所はパワフル、後半はフックを駆使して進むけどヨレてたら油断ならん。

こちらも全員で波状攻撃をかけた結果8割くらいはムーヴが出そろったかな。

この課題は登りたい。


最後は少し移動して百舌鳥の岩へ。

このエリアはジムで弱った皮に優しい。

以前はアンダーカチがうまく効かせられなかった記憶があったけど、

今回は特に問題なく完登。

夏のトレーニングテーマの結果を少し実感。


ここからぼちぼちシーズンイン。


おしまい








2021年7月27日火曜日

近況

最近は二回くらい近場と愛媛に岩登りに行った。

愛媛では一年ぶりの神ガイドが最高でした。

一点自分の不注意で不義理な事になってしまったのを除いては。。。

もっとちゃんと周りに注意を払います。


そして夏といえといえばのトレーニング。

5月くらいからいくつか新しいメニューやらを試してみた。

結果色々学んだのだけど、大きいのはレストの間隔と質。

「これくらいいけるだろう」

「いかなきゃダメだろう」

はことごとくオーバートレーニングに陥りがちなので、

ちょっと物足りないくらいで十分。


後は骨盤周辺の安定性UPと、

身体前面と背面のバランスを調整していく方向性で伸びそうな感じ。


毎年新しい事に取り組めるのも教わる相手が居るからこそなので、

感謝を忘れずに進めて行きたい。



おしまい




2021年4月19日月曜日

じゃぶじゃぶ

ジムのハード面があらかた終わったのだが、

つづいてソフト/コンテンツ面でやること多く岩どころかトレーニングも縮小モード。

ホントは休んだ方がいいかなってコンディションではあるけど、

久しぶりにちゅだと岩いける機会ってことで行ってきた。

全国的に前日雨なので各エリアの予報をこんぴゅーたー解析した結果、

立川勝率9割5分となったので暑いかなと思いつつ向かう。

朝ジムに集合したら自販機が壊されててびつくり。


エリア到着直後にパラついたり、先行パーティが渡渉して飛び石が濡れてたので渡るポイント探してなんとか対岸につくまでに1.5h。

少々不安でも最短距離を突っ切るべしという教訓を得た。

とりあえず渡ったポイントに一番近いとこに極早生があったのでそちらでアップ。

風が強くて色々吹き飛びそうなのを気にしながらなんとか完登。

いったん手を下げるムーヴと上部のバランスとりにくい感じを引きつけでこじ上ける感じおもろかった。

次に近くの白夜。トポの裏表紙になってるやつ。

あべさんblogでスタート位置確認して、右手結晶の集まりって表現が上手やなってなった。

とりあえずホールド探してったら悪そうな突起やらカチやら。

それよりもフットホールドが向きとか形状悪そうで。

案の定スタートが足悪くてキャンパみたいになってしまう。

いくつか思いつくままにムーヴ試してくとええ感じに体勢つくれて安定して初手止まった。

次のムーヴがちょっといいカチに飛ばすんやと思うんやけどこれまたフットが滑る感じ。

フリクションに頼らずにポジションでフットが効くよう探るとあー止まりそうな感じ。

って言ってる間にスタートからちょっとイイカチ止めまで進んでちゃんと握り直してから、

あれ動けないかなって思ったけど目の前にあったちょうどいいギャスホールドに手寄せたらリップに出れてそのままトップアウト。

あっけなく登れたけど1トライの中に情報量多めだったのでなんか色々うまくハマったなという感じ。

下降路が決めきれなくて数分行ったり来たりした。

結構高い気持ちいい


ちゅだがいい感じのトライになってきたけど深追いせずに言霊のとこへ。

まえちゃんと二人が祈雨姫やってる間にジムのお客さんのDさんが渡れなくて困ってたのでナビってからマット貸してもらって宿題の轍やる。

今回は硬い靴もってたので4トライくらいであっさり終わる。

途中森の方散策したりしてふきのとうとか見たけど上部掃除しないと取り付く気が起きないけどどうなのかな。

まえちゃんが登れてちゅだが草臥れた頃合いで少し下流へ。

これまたトポに載ってない数の子をやる。

岩探すのにいったん荷物置いた場所が目的の岩やったというナイスなボケをかましつつオブザベする。

ここでもスローパーのようなカチのようなスタートホールドという表現に感心した。

なかなかムーヴが難解でガンバるのとフットやらポジションやらデッドポイントのミートやらやること多くてめちゃおもろい。

ムーヴ確定させた後のトライでちゃんとやることやって完登。

真顔やん

ちゅだもきっちり決めて前ちゃんはヨレ敗退。

一回リップ止めてるだけに惜しかった。


最後は近くの穴師を1時間くらいトライさせてもらって敗退して終了。

あと右上のリップ止めれば終わりな気がするんやけど。。。

日当たり抜群、寝てる人は日陰で寒い


帰りの渡渉でブサイクマントルかまして焦った。

濡れてなかったら飛びたいところ


遠征少なくなったので立川なのに距離遠く感じたけど安全運転で無事帰宅。

各々良いクライミングが出来たいい1日でした。


おしまい




2021年4月12日月曜日

日進月歩

親指の調子が一進一退なままハイシーズンが過ぎ去っていくのを感じる。

まあジムの運営もカツカツで貧乏暇無し状態なのでええか。

昨日は岩ビギナー講習ってことでウッチーさん開拓エリアへ。

下地よし、岩低し、ホールドある

ってことでめちゃ講習やりやすい。

今年はこちらで岩クライマーを育てる活動させてもらう予定。


隙間時間に宿題のラナをトライ。

以前は一手目とってからランジしようとしてて全く出来なくて。

今回もまったく出来ないのでムーヴ作ることに。

ふとハマるムーヴが見つかって繋げてみたら一発で出来た。


足で挟んでるんよ

短い中に内容があってイイ課題だった。


受講生の様子を確認しつつもう一本Pへ。

こちらは昨年まったくムーヴ出来なくて。

今回も最初はやっぱリームーかなって感じやってんけど、

比較的あるかもなムーヴをしっかり頑張ったら解決しちゃって。

吹っ飛びそうで怖いパートも安全にこなせるシークエンス作って、

よっしゃ繋げってやってみたら一発。


人工壁のハリボテ課題みたいやった


登れちゃうとそんなに難しくないような気もするけど、

シークエンスの解読が難解でおもしろかった。

FA確認取れたので「Black Comet」ということで。

体感グレードはV9/二段。

確定は後続の意見待ちで。

マエちゃんとすんちゃんに頑張ってもらおう。




おしまい












2021年3月16日火曜日

親指捻挫

 2021.03.14

ローカルエリアで開拓。

地元代表になってくれる方と話せたり、他にもいろんな方と知り合いになれて良き。

こないだ目をつけてた岩の掃除をするがデカイ木が根を張っててかなり手強い。

ほどほどにして既存課題のトライを見守ったり岩探したり。

最後に悪そうな垂壁の仕上げ掃除やってO川チャンとトライ。

右のラインはO川チャンFA、左のラインはワイFA。

ちゃんとアップせずにやったから右手ねこぱんして久しぶりに流血。。

あとこないだ作業中にぐねった親指はやっぱ軽い捻挫な気がする。

ホールディングの形によってはけっこう痛い。

結構頑張って登れた。

フットホールドが乏しくてハンドホールドも絶妙に悪いええ感じの課題になった。



おしまい

ワンハンドハンギング

 2021.03.11

シーズン最初で最後の花崗岩になりそうな笠置へマエ夫妻と。

チャンマエがうなぎやりたいってことで上流から。

トランキとかUNOとかうなぎとかトライしながらアップ。

UNOの初手はコーディネーションぽくなって面白いねぇ。

お次に何しようか見て回るとシオマネキが日陰でよさそう。

昨シーズンもたしか一回やってるはずなんやけど足位置とか忘れてるんで一から考える。

右足が粒か縦カチかで迷うけどフラれの時に足が擦りにくいほうを採用。

細かい調整しながらひたすら跳んでると止まりそうな気配になってきた。

ひょうちゃんがへっつきに苦戦してたので自分もムーヴ探りしてみたら、

あれ出来ません?

昔登ってるはずなんやけど出来ないぞ。

ホールドのチョイスがいくつかあってサイズとか合わないやつだとダメみたい。

結局スローパーが一番下向きに引けるのでよかった。

危うく初手止まったあとに落ちるとこやった。

スタートから続きを再開。

惜しいトライを何回かののちにピッタリ止まってそのままトップアウト。

一手ものって出来ちゃうと難しく感じないんよね。

いやーでも面白かったー。

めっちゃ頑張ったへっつき

フリクションは悪いかもやけどこのくらいの時期のほうが気持ちよく過ごせるな。


後半は下流に移動してノリノリとかの岩を触って終了。

海苔は何回でも登りたくなる課題。

指皮の痛みとともに帰宅。


おしまい








2021年3月9日火曜日

海亀

登りたかったラインと実際に可能であったラインに差があることってあるよね。

「海亀」はそんな課題でした。

当初は直登、ストレートアップで抜けれたらイイじゃないと考えていた。

先日何人かで一緒にムーヴをバラした時に上部が不可能ということが判明。

自分はまっすぐ上にという考えに支配されていたので、

「ああやっぱりだめか、ホールド無いもんな」と思っていたのだけど。

をささの「右のカンテに抜けるのはどうか」という一言で新しいライン取りの発想に。

よく見てみるとホールドは続いている、下地悪いけど。

結局day1は前半の岩掃除疲れと下地の恐怖で最上部はバラさず終了。

やり残しがあると気になってしまうもので数日後には一人で岩の前に。

電波入んないしボコボコの下地の方に吹っ飛ぶとヤバイので持てるだけのマットを持っていく。

結局五枚を三往復で運ぶ。

近いアプローチ見つけたから楽勝。

とりあえずマットを全部後半部分に敷いてムーヴを探る。

吹っ飛ばないムーヴを探るけどいまいちしっくりこないので、

苔がまだのっている箇所を掃除。

したらまあ踏めそうかなってとこがあった。

再び危なくないムーヴを探ったら、はい出来ました。

思ったより早くバレたので休まず繋げに。

全然アップせずにやったら前半の強度高いムーヴがしんどい。

けどまあぼちぼちやってたら繋がって、

後半は怖いので声出しながら手を出してったらどガバのリップを掴めた。

マントルがイイ足見当たらなくてとりあえず落ちないムーヴを繰り出したら、

めちゃクソださマントルになったけどとりあえずトップアウト。



最初に考えていたラインとは違ったけど弱点に導かれるラインでヨシでした。

グレードも予想より易しくて多分二段の範疇かと。

課題名は岩を横から見た姿から。

次回やるラインの目星つけて帰宅。


おしまい






2021年3月8日月曜日

岩場に関する覚書

寒いし、緊急事態宣言出ているしで暫く大人しくしていました。

仕事でやることが多かったりもあってちょうどよかったのかな。

県内の人の少ない岩場にはちょこちょこと行ってましたが、

年々混んでいるエリアから足が遠のくのを感じます。


さて最近は諸々の状況も好転してきたので開拓エリアでの活動も再開。

作業やら登りやら楽しくやれているのは有難いことです。


ところで各地方の岩場できな臭い事件が多発しているようで。

直近で大きな話題になっていたのは忍者の岩や那由多の岩のチッピング事件だったと思いますが、

結局はクライマー全体の財産である岩や課題を守るすべが見つかっていないのですよね。

リスクが大きい以上はローカルエリアの公開は及び腰になるのは仕方ないし、

信用出来る人間だけを紹介したいという気持ちになるのも人情ですよね。


ローカルエリアの取り扱いについて仲間内でしっかりと議論を積んで、

よりベターな行動を取りたいと思います。


2021.03.07



2021年1月5日火曜日

寒波襲来前に海を渡る。

近いんでだらだらしてたら代車のBluetoothが繋がらなくて思わぬロス。

結局到着は正午前。

先に登ってたギリ君やテラマ君に混ざってアップ。

この二人最近しょっちゅう会ってるな。

「乙事主」は苦手で前に敗退してた課題。

スタートホールドが小指メインだと出来るんやけど人差し指メインだと出来ない。

背中が弱いからこういう差がでるんですよねー。

十分過ぎるくらいあったまったので本題の「デイダラボッチ」へ。

去年の九月かな、暑い時は左手のゴミカチが持てなかったけど今回はどうか。

ローカルで色々詳しいギリ君が居るのでいろんなムーヴ情報をいただきつつ試す。

結果的には夏に作ったムーヴに落ち着く。

ポジションやらホールディングを思い出しつつ進めて行って左のカチを止めた初回。

めちゃ持てる〜、フリクション最高〜。

足上げる場所やらミスって落ちたけどこれイケそうやなっ。

となってからも細かい修正が必要で全てのピースが揃ったのが14:00くらい。

左手がついにエッジを捉えて上部マントル悪くて焦ったけどなんとか返す。


落ちるかと思った

色々工夫する事で進んでいく感じめっちゃ名作でした。

夏でも冬でも登れて課題の内容もgoodなええエリアですわ。

最後はリーチーなプロジェクトやらトラバースの四段やら触って難しい事確認して終了。


最近ジムの壁でしっかり登れてないから体力が落ちてるのでちょいと間ジムトレと仕事に励みます。




おしまい






2021年1月4日月曜日

初夢

毎年のことだけれど年末年始はだらだら。

体質的に運動不足だとすぐ体調不良になるのでちょこちょこジムで作業を心がける。

3日は鰹県に行く予定だったけどソロになったので少し考えてマチルダの所へ。

約二年前に行ったけど岩見つからなくて抱擁をやって敗退してることを過去データから確認。

今回は特に問題なく岩も見つかり玉ねぎ県のメンバーと現地合流。

アプローチ途中に変わった形の氷


マチルダのとこは日が当たって気持ちいい。

映像クリエイターとマチルダ

噂通りええライン。

近くのちっこい岩と春疾風のランディング工事でアップ。

本日最初の成果

山の方と何回も往復したからめちゃ暑くなった。

最後少し崩れましたが材料は置いてあるのでうまいことすればしばらくトライ可能でしょう。

ちょっと休憩してオブザベするとハンドホールドは使えるものが限られているが、

フットホールドが無数にあり体格や好みの体勢に応じて選べる感じ。

今年は1トライの価値を高めることが一つ目標なので20分くらいじっくり考える。

んで満を侍しての1stトライ。

一箇所フットホールド二択が絞りきれてなかったけど現場処理で解決、Flash達成。


少し休んで続いては左のカンテ。

ランディングは出来たけどすぐ左が水面なのでそちらに落ちないようなムーヴを考える。

色々考えてこれかなとなってスタート位置に取り付くがやっぱ水面に落ちそうなので、

その場で5分くらい考える。

やっぱこのバランスやなとムーヴは決めたのでフットホールドスリップに気を使いつつ離陸。

一箇所ヒールやと想定してた箇所が思ったより重心が低い気がして逡巡。

爪先にしてデッドに切り替えてちょっと危なかったけど止まったのでその後は予定通りのムーヴをこなしてFlash。

暫く他のメンバーの応援やらして休憩。

移動前のラストトライでギリ君も完登して下流へ。


日が落ちて風も抜けるので寒い抱擁にトライ。

前回の動画が残っているので確認してやってみるけどやはり連続デッドムーヴが悪い。

どんどんヨレてくるので他のムーヴを探るといい感じのシークエンスを発見。

休憩がてら理の方を偵察にいったらアプローチで足腰疲れた。。。

帰ってきて再度トライするが精彩を欠いた動きで凡ミス連発。

足腰の疲労でトウフックが掛けにくくなっているのもよくなかったな。

身体が冷えるからゆっくり休憩もできずヨレの蓄積を感じる。

こりゃいよいよ敗退の可能性がチラついてきたので焦りを抑えて集中してトライ。

完璧じゃなかったけど下部を抜けたので上部は気合で押し切る。

最後パンプしてて落ちるかと思った。

岩の上でホッとした。

ギリギリだった

時間が無くなってしまったので移動は諦めて隣のハング面を探る。

スタンドスタートの「模範囚」は吹っ飛びそうなイメージが強くてマットも少なかったのでトライは諦め。

シットスタートのオブザベするとなんとなくこんな感じかとはなったけどめちゃくちゃハードで夢があった。

一手目を暫く練習してみたけど体幹ネジ切れそうな感じでした。

強かったら出来そうで夢がある。


次回は下流にも。



おしまい