2014年3月19日水曜日

花崗岩な週末

週末、豊田と京都笠置へ。

カメラが無かったので写真無し。


豊田は一年前に始めて行ったきり。

しかも当時は雨でビショビショやったためロクに登れなかった。

今回はすけサン筆頭にロッケストラの皆さんと大所帯で。


宮川→小美山→百間と巡りたくさん課題に触れた。

時間切れと指皮の無さで登りきれなかった課題も多かった。

完登出来たのは「蛇の目」「ニコル君」「たたら」。

中でも「たたら」は強烈な印象を残してくれた。


スパっとしたカンテの課題でリップまでで4〜5mくらいか。

まず中間部の左カチを勢い良くデットで取りに行くムーブでハマった。

原因は左から右に勢いよく出てくるので外したら吹っ飛びそうで恐がっていたから。

ここは勇気を出して思い切りいけば止まるようになった。

その後のカンテと中継カチを繋いで棚を取る箇所はすぐに出来るように。

一度棚をマッチする際に足が切れてマットの外まで振られ落ちしたが、

土の上だったので問題なし。(ちょっとビビってたけどね。)


次のトライで足切れながらも棚マッチしリップも取れてさあマントル態勢、

となった時に上部を見て血の気が引いた。。


ホールドの見当たらないスラブがさらに3〜4mくらい続いてる。

この時点で一回飛び降りようか迷う。

でも飛び降りるのも高さがあり恐い。

進むも退くも恐ろしいこの状況にしばらく躊躇するが、意を決してマントルを返す。

さあ、ここからは恐怖のスラブ。

実際は8級とかなんやろけど、久しぶりのミウラーで足裏感覚少ないし

もし落ちるとしたらどう落ちるか。

どんな怪我するんだろうか。

なんてことが頭の中を駆け巡りつつも一歩一歩を確実に確かめながら進む。

やっと両足で立てる場所までたどり着いた時のカタルシスといったら。。

もう当分の間ハイボールはいいやと思いながら木を使ってクライムダウン。

ところが地面の上で皆と話てる間に既にあの恐怖の感覚を求めだしている自分がいる。

やばいよ。

ハマっちゃったのかもしれない。。。

というわけで、死なない為にスラブの修行をしようと決心したとさ。




翌日、京都笠置。

ぽかぽか陽気でエンクラムード。

昨日と違い終止、低い岩と戯れる。

課題を落とすことだけに意識がフォーカスしているときと違い、

色々なことに気づく。

岩肌は夏のプールの匂いがした。

初めて岩を登った時の記憶、についての話題が面白かったな。




おしまい






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